NA.home通信 468号
7.Jul.2019

 ノートパソコン、落っことした。
 100均で買った書類入れの手が取れて、瀬戸電のホームに落ちた。マズい!。
 この日は、名古屋市工芸高校で建築士の仕事の話をするため持って来た。メンバーは私のほか4名、誰もパソコンを持ってこず、USBメモリーだけ。誰かが持ってくるだろうという甘い考えの連中ばかり。これが建築士という人種だ。
 その日は何とか落っことしたパソコンも事情を悟ったか、立ち上がり、5人の発表ができた。
 
 ノートパソコンはプレゼン用に買った10インチモニターの小型のヤツで、値段は新品でも3万円余。十分機能するし、重さも1kgを切り、持ち運びにはもってこいだ。
 その後もしばらくは動いていたが、ついに動かなくなってしまった。購入後2年近くになっていたので、保証は利かない。もっとも落としたのが原因だから保証期間でもダメだろう。
 メーカーに修理に出したら、中身全取替で2万円の見積が来た。少し迷ったが買うより良いだろうと、OKを出した。元のボディーに中身真っ新になって帰ってきた。
 
 メインのパソコンは二枚のディスプレーでスカスカ動くようにしてあり、出先でいくら時間があっても、ノートパソコンを開いて小さな画面で仕事する気にはならない。
 だから安い、軽いが選ぶ重要ポイントなのだ。
 先日、耐震改修設計の講習会を行った。全員ノートパソコン持参が条件である。
 ずらっと、ノートパソコンが並ぶ。まるで品評会だ。
 その中で講師の私のが最も安いパソコンである。そのギャップが面白い。
 
 修理から帰ってもう1年半くらいになるか、最初からだと3年以上になる。もうすぐ4年かもしれない。
 買い換えたいとも思うが、講師のギャラが上がらないと買えないかな、やっぱり。

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