NA.home通信 416号
5.Jun.2016

 こだまで名古屋から三島まで約2時間、のぞみなら東京を通り過ぎる。男ばかり5人の電車旅、名古屋で朝ご飯とビールを買い込んで乗り込む。
 こだまは各駅に5,6分停車しその間にのぞみ2本に抜かれる。掛川あたりでビールが無くなった。他の連中はもう1本買ってある。車内販売は無い。しまった。
 静岡でホームに下りて買いに走る。売店はホーム中央付近、16号車にするじゃなかった。
 
 電車旅は、食べながら飲みながらも楽しみの一つだが、最近は駅弁が減り、キヨスクはコンビニに変わった。地方色の無いものがほとんどだ。
 慣れてくると改札を出て駅ビルに併設するデパートやスーパーなどで買うが、なじみの無い駅だとそうはいかない。間違うと何も買えず、さみしいことになる。
 
 伊豆旅行の最終は、伊東から踊り子号に乗り、熱海でこだまに乗り換える。乗り継ぎは20分。これでは晩ご飯が買えないだろうと1本遅らせて50分とった。
 熱海に着いたのは5時半。駅前商店街は閉店準備。なんで?早すぎじゃない。
 その辺をグルグル歩いたけれど、店は次々シャッターを下ろし、食べるものはおろか土産すら買えない。結局駅前のコンビニで珍しくも無いものを買わざるを得なかった。
 
 帰りの電車で食べられるおいしいものを仕入れるのも、旅を楽しくする重要な要素だ。それを駅前で確保しようというのは甘い。
 今回の反省は、伊東の商店街が充実していて、熱海がさっぱりだったことだ。そんなことなら、伊東で晩ご飯を買い込んで熱海ではさっさと乗り換えるべきだった。
 そういえば箱根の帰り、富士屋ホテルで買ったカツサンドを新幹線で食べた。美味かったなぁ。今回もそういう旅をしないといけなかった。

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