NA.home通信 396号
6.Apr.2015

 ウォーキング時のポケットティッシュは命綱だ。鼻水が出たり痰が絡んだら苦しくて歩けない。
 福山雅治はラジオで「手鼻のマサと言えば地元では有名」と冗談を言っていたが、私には手鼻をかむ技術が無い。鼻が低いせいかもしれない。
 
 家だと数枚重ねることもあるが、持ち歩いている枚数に制限があるので最小単位で済ます。紙の領域をはみ出す量が出た時は、乾いている部分でカバーして、ポケットにしまう。
 1パックに二枚重ねで10セット入っている。最大で5セットあれば、5kmの道のりを乗り切れる。薄くなったパックでは不安なので、新品にするか、使いかけ2つを1つのパックに入れ直して持っていく。毎日のこと、2〜3日で1つ無くなる。消費スピードが速いので、街などで貰うものだけでは足らず、買っている。買うとなるとこだわりたい。何せ命綱なのだから。
 
 安いものは紙質が悪い。それは承知だから我慢できるが、パックの質も形状も悪いものが多い。パックの中央が割れてそこからティッシュを引き出すのだが、パックがパンパンで余裕がないため、真ん中の割れ目から左右に破れて出てくる。また、パックの割れ目を開けるとき、上の数枚一緒に破れる。
 V字に敗れたヤツや真ん中に穴の開いたもので、歩きながら鼻がかめるか!。また、パックの形状材質が悪いので雨の日中まで浸みて使い物にならなくなる。
 
 その点有名ブランドで「贅沢保湿」と書かれたものは、最高だ。紙質が良いのは当然だが、パックが良い。袋に余裕があり、引き出すと割れた口がふわり広がりさらっと出てくる。ちょっとしたことでこんなに違う。防水性も耐久性もあるパックで、安物のティッシュをこのパックに入れ替えて使っている。
 もう一つ、使用済みのものがポケット内で解けないこともポイントとして付け足しておく。

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