NA.home通信 370号
22.sep.2013

 「榊原」半田市で多分一番多い苗字。市長も二代連続「榊原」である。だから純夫市長と親しみを込めて名前で呼ぶ。
 先日、施主(社長)が榊原さんの書類を作って出した。すると、確認申請の前に出されている建築許可と文字が違うと指摘された。
 私の書類は榊原の榊の真ん中の部首が「示」、建築許可は「ネ」の違いである。許可の書類の中を見ていると、両方の字が使ってありどちらが本当か解らない。本人に確かめることにした。
 すると戸籍は「示」だと言う。でも法人登録が「ネ」になっている。
 結局、許可証に合わせるということで決着し、書類を作り直すことにした。ところがパソコンで出てこない。私の場合、メインのフォントがMS明朝、MSはマイクロソフト社。これを一太郎のJS明朝に変えると、「示」が「ネ」に変わった。文字を入れ替えず、フォントの設定を変えただけで、書類は全部直った。
 
 漢字はJISで配列が決まっていて、パソコンの信号で呼び出され、文字が表示、印刷される。つまり「示」の榊も「ネ」もJISの番号は同じなのである。
 
 法務局ではこれらは同じ字として取り扱われるそうだ。戸籍が「示」の榊も「ネ」で書かれたらそれで登記される。沢と澤も齋と斉なども慣例で使われている字はそうである。だったら全国どの省庁も統一して欲しい。
 
 以前、国会議員会館へ要請行動に行ったとき、○崎鉄○議員の担当になった。
 受付に面会申込書を出すと、「鉄」ではなく「鐵」だと言われ書き直し。今度は崎の右上が「大」ではなく「立」だと言われまた書き直し。
 そのたび列に並び、3度目の正直で面会が許可され、ようやく部屋に行くと、出てきた秘書が冷たい応対。
 バカヤロー、ふざけるな。まともな応対しないなら文字の違いはどうでも良いだろう。選挙でそんな細かいこと言うか!

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