NA.home通信 359号
3.feb.2013

 銀行はいつも妻が行ってくれるので、久々である。それもATMから振り込むのは初体験かも。たくさんある硬貨を消化したく、それで振込が出来るかやってみたかった。
 
 C銀行のATM、振り込む金額は6300円、手数料込み6405円、100円玉24枚と500円玉4枚入れれば財布がだいぶ軽くなる。「口座から」「現金」の現金を選ぶと「紙幣のみ」「紙幣と硬貨」を選べときた。「硬貨たくさん」はない。紙幣と硬貨を選ぶと札を入れる口と貯金箱みたいな口が開いた。
 「ちいせぇなぁ」。
 硬貨を一枚ずつそれでも流し込むようにどんどん入れる。入れていると、「硬貨を入れ終わったら『ふたを閉じる』を押してください」と表示されピーピーと音がする。焦る。
 「まだたくさんあるのが見えんか」。
 20数枚入れたところで勝手にふたが閉まる。どういうことだ。まだ硬貨を入れたいのに解らんか。仕方なく1000円札4枚を札の口に入れて「閉じる」を押す。
 機械の野郎、お金を数えて「不足金額45円」と出た。50円玉や10円玉も焦って入れたみたい。先ほど閉じた硬貨の口が開く。
しまった、1000円札も少なく入れれば500円もここで入れられた。入れた札を硬貨と取替というボタンはない。残念な気持ちで100円玉を1つ入れた。

 「しまった、50円玉がまだあった」。おつりが55円出てきた。50円玉が2個になった。500円玉4枚はまだある。でも100円玉は24枚消化できた。

 ATMで「振込」を選ぶと、振り込め詐欺の注意喚起が画面と音声で流れる。
 いかにも私がだまされているようだ。後ろに人が居ないので良かった。振込金額を見てから流せばいいじゃない?6300円のサギ、いないだろう。ホント、気の利かないヤツだ。
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