NA.home通信 348号
10.jun.2012

 今年58才になる。あと何年やれるだろう。わずかな国民年金だけでは不安である。何かほかに収入を考えたい。
 朗報が入った。電力の定額買い取りの制度が7月からスタートする。誰でも発電所が作れるようになるのだ。買い取り価格は、太陽光で42円/kwh、バイオガス発電は40.95円/kwhである。
 
 バイオマスでは24時間雨の日でも発電するし、もともと廃棄物なので処分費用が要らなくなり、早く採算が取れる。でも私には原料になる家畜のふん尿などは無いので、やりたくても出来ない。誰でも可能なのはやはり太陽光である。
 太陽光発電の効率はこの地方で12%程度、時間に換算すると年間1100時間である。100kw/hの発電所を作ると、100×42円×1100=462万円の年間売り上げである。
 円高ユーロ安を利用して施設を造ると、周辺整備などを合わせて30万円/kw程度で出来る。100kwなら3000万円だ。これなら6年半で元が取れる。その後は左うちわで生活できる。65才か、丁度良い。
 
 買い取り価格は普及してくれば絶対下がる。施設費が安くなるのを待つ、という考えもあるが、周辺整備などは下がらないので、早く契約した方が得だろう。
 買い取りは20年間、今やれば私は78才まで安泰だ。
 おっと、大事なことを忘れていた。発電所を作る土地を持っていない。大きな屋根もない。だれか貸してーー。
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