NA.home通信 338号
13.nov.2011

 木造耐震ネットワーク知多という耐震診断員の会の世話役を買っている。愛知県を勇退して名古屋大学に行かれた川端氏の薦めで、「耐震グランプリ」にネットワークの活動をまとめ応募した。
 川端氏が「優秀賞は固い」と言うので気楽に応募し、予定通り優秀賞(賞金10万円)が決定したので、先日授賞式と一連の催しに参加してきた。
 
 行ってみて判ったのは優秀賞はまぐれであったことと、主催している団体がいろいろな人たちで構成されていたことである。
 東京いのちのポータルサイトというNPOが中心だが、構成メンバーは学者や、公務員、東急の社員など様ざまで理事長は染物屋の社長であった。どうやら、耐震・防災という同じ志だけで繋がっているようだ。
 会場の都市センターホテルは永田町で、赤坂プリンスのすぐ近くである。前泊のホテルは安いところでと考えていたら、出していただけるというのでお言葉に甘えた。ここを運営している(財)日本都市センターが共催で会場費などを負担していたらしい。交通費もここから出た。
 行事終了後、NPOの総会という名の夕食会に招かれた。
 多方面で活躍している方々なので、話しが熱い。でも防災・まちづくりなど共通した話題が多く、初対面でも打ち解けることができたと思う。共通の知り合いもいて、自分が知らないだけで、近くに塊でこういう人たちが居たんだ、と感じた。
 
 賞金は私のものにはならないけれど、ここで知り合った人たちとのつながりは私のものだ。
 小さなきっかけで大きな輪が広がることもある。こういう素敵なつながりを大事にしたい。
HOME   LIST     337号    339号