NA.home通信 476号
12.Jan.2020

 二人暮らしのわが家がこの時期だけ賑やかになる。娘や息子が、連れ合いや孫を連れて帰ってくるからである。
 私も妻も半田市出身で、親も兄弟も近くに居たので帰省する先も無く、私の母は兄の家、妻の母もお義兄さんの家に住んでいたので、兄弟で孫を連れて全員集合など、考えたことも無い。
 
 長女のダンナは渥美出身、大学の同級生。こちらで結婚したが、ダンナが会津若松で就職したので、それを期に会津に移住。長男は就職で上京し、同じ大学出身の嫁(豊橋出身)と東京で暮らしている。長女より1歳年下の長男の方が先に結婚し、3歳と0歳の2人の子持ち。長女にはもうじき2歳の子が居る。
 全員が揃うのは年末と、観光を兼ねて会津で集合するくらい。去年は10月に会津行きを予定していたが台風19号の襲来で中止になった。つまり一年ぶりの集合で、9名での年越しになった。
 会津からは8時間ほど掛けて車で来る。東京からは新幹線だ。
 2人の子どもを乗せるにはチャイルドシートが2つ要る。駅への送迎も一苦労だ。先に着いた娘の車と2台で息子一家を迎えに行った。

 昨年は準備の不足でバタバタしてたいへんだったので、その反省から多少準備は上手くいき、楽しく過ごすことが出来た。
 元日、みんな揃って近くの成石神社に初詣。その後記念写真を撮った。
 午後、迎えと同じように長男一家を2台で駅に送り豊橋へ、その後長女一家も渥美の実家に向かった。一気に静かな正月になった。
 
 最近はSNSの発達で、孫たちの映像やテレビ電話もあって、顔や声が見聞き出来るが、やっぱりふれあった方が何倍も良い。それも健康だから出来る。
 あと何回全員集合出来るだろうか、そう思うと急に寂しくなる。

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