NA.home通信 442号
17.Dec.2017

 「7.1%を認めないのは困ります」。
 内科の若先生の言葉。Hb(ヘモグロビン)A1cの値である。この言葉をもって歯医者に行き、インプラント手術が決まった。
 
 右上の奥歯を抜いてから左でしか噛めなくなり、インプラントを入れたかったが、「HbA1cを6%台にしてきなさい」と言われていて約二年、この話を内科でしたところ冒頭の言葉だ。
 高血圧から糖尿と病気は増える。何のおかげか血圧は現在正常を保っているが、問題は糖尿。たいして重要に考えていなかったが、歯医者にも言われるとちょっと応える。
 
 インプラント手術は9月、10月からは眼科である。
 「糖尿のある人は眼科検診に来ないと困ります」。いきなり叱られるところから診察が始まる。
 緑内障は糖尿が原因でなることが多く、いきなり見えなくなるのだそうだ。それは怖い。
 幸いにも先号の症状だけだったが、手術前に血液検査も受け、HbA1cは7.3%だった。目の手術にもこれが影響するのだ。
 
 手術後1週間は禁酒。その後缶ビール1本解禁。3週間経ってようやく一部解禁、でも「飲み過ぎはダメ」と言われている。
 内科は手術の直前に行き、やっぱり7.3%。それから4週間、ほぼ禁酒の生活。ウォーキングも2週間目から再開している。体重も少し減った。今回は良い数値が出るだろうと勇んで内科に行く。
 で、結果は7.3%。何じゃこりゃー!
 目の手術から、禁酒生活の話をし「先生、これ以上出来ない」。
 酒は血糖値には関係無いのかな。酒止めても下がらないなら、そう思わざるを得ない。
 また酒飲みの都合の良い解釈と言われそうだが。

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