NA.home通信 427号
5.Feb.2017

 列車利用の多い身には乗り換え検索アプリは便利なものだ。
 でも、実際と違うことがある。名鉄で金山へ行き、JR中央線に乗り換える。アプリでは次の電車が示されるが、1本前に余裕で乗れる。おそらく、乗り換え時間の問題だろう。アプリを信じてトイレに行こうものなら、乗れる電車を逃してしまう。行き先は鶴舞だから、鶴舞駅でゆっくりやれば良いのだ。
 
 時刻表を買ってきた、20年ぶりか。
 今度耐震の講師で滋賀県高島市へ行く。琵琶湖を挟んで長浜の対岸になる。時刻表で調べてみた。
 行き方は二通り、米原から琵琶湖の北側を回るコースと、京都から湖西線を北上する方法だ。午後6時からの講習会なので5時頃までには安曇川(あどがわ)駅に着きたい。
 北回りだと名古屋を15:19に出て17:15に着く。1本前は1時間前になる。京都経由だと名古屋を14:56に出て16:27に着く。迷うな、この結果。
 
 ポケット型の時刻表、20年前と大きく違っていたことは、字が小さくて見えづらくなっていること。印刷では無く、目の老化が問題。タモリさんみたいに大判にすりゃ良かった。
 アプリでは分からない前後の列車の情報がすぐ分かり、地理も把握できて、謎解きのように列車の時刻を調べていく。何か調べていてウキウキする。
 イカン!鉄ちゃんになりそう。
 
 今度は乗換案内で調べてみた。
 全く同じ結果が瞬時に出た。北回りも京都経由も並んで出てきた。
 正解!何か答え合わせをしたみたいだ。
 列車本数が少ないので検索結果にズレが出なかったが、いずれ検索結果を上回る乗換を見つけたい。
 
 イカン!鉄ちゃんになりそう。  

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