NA.home通信 178号

2.jun.2002
 久々の通信である。サボった訳じゃない。
 ひょんなことで、パソコンがバグり、それをきっかけにリニューアルすることにしたのだ。CPUのクロックは2.5倍、ハードディスクの容量は4倍にし、OSも変更した。外見は変わらないが、全く新しいシステムに生まれ変わったのだ。
 おかげで仕事は快適にこなすようにはなったのだが、スキャナー、お絵かきソフトが動かず、イラストが描けない状態になってしまった。ソフトはほかのもので代用できるがスキャナーが何ともならない。いろいろ手は尽くしてはみたが、どうしてもOSと合わない。ついにあきらめ、最後の手段で息子のパソコンにつないでとりあえずの解決をしたが、今後、イラストは息子の部屋での作業になってしまった。
 そのうち、新しいものを買うまで我慢だ。

 と、しばらく休んでいるうち、たいへんなことに。
 というのはこの通信の10周年が過ぎてしまったのだ。
 1号は1992年5月15日、兄の店「エスパドン」に店置きの通信としてスタートして10年、当初は5月19日号を記念号とする予定だったけど、こんなことで2回飛んでしまい、まったく情けない次第である。
 とはいえ10年である。よく続いたものだとわれながら思う。

 始めたきっかけは、すでに通信を発信している先輩に見習ったこともあるが、バブルにかげりが見え、というより人より早くバブルがはじけ、地元に足をつけ丁寧な仕事をしようと心を入れ替え、その一端としてスタートした。
 営業目的はあったが、直線的な結果はほとんど得ていない。でも、間接的な影響はあると信じている。

 この調子でいけば来秋には200号を迎える。そのときには記念号を出したい。
 その前に事務所開設20周年があるか、パーティでもしようか、もちろん会費制で。

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