NA.home通信 182号

12.aug.2002
 夏になると困ることがある。帽子が無いのだ。
 正しくは似合う帽子が無く、出かけるのに困る、ということ。まさか同年会ソフトボールチームの帽子をかぶって出かけるわけにはいくまい。
 原因は頭のサイズだ。
 スキーのキャップを買いに行ったとき、合うサイズが無いので、
 「大きいサイズありませんか」と訊ねると
 「えっ、Lサイズありませんか」と店員は答えた。
 バカヤロウ、それがかぶれないから訊いてんだ。バイクのヘルメットもサイズが無くアライ社製の34,000円の高級品を買わされた。

 小学校入学時に54cmだった。少年用の野球帽が合わず、大人用を買ってもらったことを思い出す。
 中学生になって頭のサイズが急速に伸び、学生帽はどんどん小さくなった。
 ところが上級生が真新しい帽子をかぶるわけにはいかないので、回りのベルト状の部分を取り、それでも小さくなったので、後ろを割った。まるでバンカラスタイルだね。  頭の左右が張っているようなのだ。アライのヘルメットもXLを買ったのだが、耳パッドを薄い物に替え、それでもきついので頭が当たる内側を削った。

 どうやら私は175cm級の上半身と155cm級の下半身でできているようだ。靴のサイズは24.5なのだ。体力測定のとき得意は前屈。今でも15cmはいく。足に比べ手が長いのであまり体を曲げなくても足先まで指が届くのだ。
 近年、若い人の体格が良くなって帽子のサイズは困らなくなってきたが、足のサイズが困る。おしゃれな靴は25cmからしかない。
サイズのあるものはオッサンくさい物ばかり、、、。  おっと俺もオッサンか、忘れてた。

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