NA.home通信 156号

                 14.jan.2001


 最近、郵便ではない宅配便の郵送物が届く。
 郵便代なんて大して高いものではないのに、採算が合うのだろうか、気になる。
 配達の内職をしているご近所のKさんに伺うと、1通30円もらうのだそうだ。
 100通配達して3000円とはなんとも割に合わない仕事だ。

 建築士会が今年50周年ということで、記念誌の編集を頼まれた。
 予算を立てよ、ということなので、編集社の見積で、400万あればまあまあのものが8000部発行できることがわかった。
 あとは郵送費、40周年の記念誌をハカリに載せたら510g。郵便代は?750gまで580円か、8000部×580円?ん…何と464万円!!ゲーッ。郵送費の方が高いではないか、これはなんとかしなきゃ。
 配達を会員分の7000部に限って、紙質を変え500gを割ったとすれば、7000部×390円=273万円か、まだ高い。
 何とかならないか、と考えたところに思いついたのが、クロネコメール、すぐ電話したら、栄の建築士会に来てくれた。
 7000部あるならと、1通300円でやってくれるそうだ。これで210万円になった。一番高いと言われるクロネコなので、これ以上になることはない。なんとか予算を立てることが出来た。

 でも210万円は大金だ。
 全部愛知県内なのだからたとえ7000通でもそれだけあればできそうな気がする。
 一人で配れるのはせいぜい1日50通か、とすれば延べ140人工、日当は経費込み 10,000円払って、70万の利益。悪くない。
 待てよ、Kさんは1通30円と言っていた。すると、189万円残る、イイね。あとは小分けして配達パートさんに送るだけ。
 どうやって送ろう?、そうだ!! クロネコを使おう。


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