これは先日、知多市の中学校に職業講話の講師でよばれて、子ども達の前でしゃべった掴みの部分。
話しはこう続く。
天然の洞穴は本当だが横穴を掘ったのはあり得ない。
だってスコップがないよ。
じゃあ板きれのようなもので掘ったんじゃないの?と思うだろうけど、板はどうしてあるの?ノコギリ無いんだよ。
石斧で板を作れるか?
木の枝のような棒のようなモノで掘ったとして家族が入れる穴を掘るのに何日かかる?
その間メシどうすんだ。
そんなことするより、自然の地形や木などを使って枝で骨組み作って、草を乗せた方が家を造るのに速いと思わないか。
そうやって住んでいたに違いないんだが、証拠がない。だからいい加減な説をまことしやかにしゃべる学者のウソを覆せないだけだ。
社会科で習う半分はウソだね。
これはウケた。
事実、子どもの頃に習った事が次々覆っていくではないか。
縄文時代に大きな集落はないという話しだったが、違うようだし、古墳は禿げ山だったし、ピラミッドは奴隷が造らされたのではなく、専門技術者が請け負って高度な技術で造られたらしい。
石を運ぶのは丸太のコロではなく、大きな組立式の車輪があった。これで重い石を軽々と運べたのだ。
考えてみればエジプトに木は無いのだから、石より大量の丸太を輸入する方がばかばかしい。
奴隷を酷使したと長い間いわれていたエジプト王朝の名誉は誰が回復するのだ。
立川談志曰く、ウソには2種類あって、1つは統計のウソ、もう一つは真っ赤なウソだそうだ。
社会科のウソは前者で、政治家のウソは後者ということだろうか。
そういえば談志も自民党の代議士だったことがあったっけ。