NA.home通信 275号
24.feb.2008

 腰パンとかで、ズボンをズリ下げて履いている若者をよく見る。尻の下まで下げてパンツ丸見えのバカを見かけた。
 古着のダブダブズボンを黒人の少年達が履いていたのが由来で、彼らはお尻がポコンと持ち上がっていて、そういう姿でも格好いいのだ。日本人の扁平な尻では話しにならない。
 
 女性のジーンズは最近股上の非常に浅いものが流行っている。腰ではなく、ヒップラインで止まっている。試着した妻の話では「履いている気がしない」とか。この流行の是非を判断するには少し修行が足らないようだ。
 高いところの物を取ろうとすると背中やくびれた腰などが丸出しになる。小さな子どもを抱きかかえようとしゃがんでいる若いお母さんの後ろ姿はどうだ。ときどきドキッとすることがある。まだまだ修行が足らない。
 
 話しは変わって最近見た看板屋の店。前面が全てガラスになっていて、下半分が透明。床に看板を置いて作業している。
 丁度踏み切り待ちで停まったから運転席からぼんやり眺めた。
 しゃがんで作業しているのはジーンズの女性。作業のためさらに上半身を倒す。なんとお尻の上半分が丸見えでギリギリのところまで見える。
 本人は全く気付いてないはずである。知ってて往来から見えるところで尻を半分出す女性は居ない。
 そうなると顔を確認したくなるのが男の性である。動き出した前の車に追突せぬよう気を使いながらその女性を目で追うが、見えなかった。
 
 この場所で追突事故が起きることがあればその女性の仕業である。私も今度その場所を通るとき、ウインドーを覗かない自信は無い。
 やっぱり修行が足らない。

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