NA.home通信 213号

15.jun.2004
 人前で話をすること、結構好き。
 挨拶や報告などという短いものではなく、講義、講習、講演、講話といった「講」の付く、ある程度の時間が確保され、聴衆が確保されているものに限る。学者やタレントではないから銭がとれないのが難点ではあるが、頼まれて断ったことがない。

 最近では、地元の中学校で「職業講話」、30人あまりの中学生の前で話した。これは以前、知多市の中学校で体験済。あのときウケたのでほとんど同じ話で済ました(153号参照)。
 もう一つが半田市の依頼で公民館などで行う「我が家の地震対策」の講習会。公民館の数だけ同じ話をしなきゃいけないのでちょっとたいへん。
 第1回目、
 地元西成岩でやり、聴衆は少なかったものの、大好評で急遽追加が入り、それも済ませた。今年中にあと3回、来年度になれば他の公民館からお座敷がかかるそうな。やっていけばまた追加が入るかも知れない。すでに2回やったところで飽きてきた。

 講演を仕事にしている人たちがいる。そういう人たちは同じ話を何度もするんだろう。仕事だと思えばやれるかな。
 私の場合、中学校で2000円の図書券(知多中はエビせんべいだったから、多少マシ)、公民館のは市の社会教育課から似たような形で1年分まとめて年度末に出るそうな。図書券なら換金してみんなの飲み代になるような気がする。やる気が失せてくるわけだ。
 今度は今月末に乙川公民館。先日スロープを付けたところだ。こともあろうに午前中。月末の午前中とはそういう日程をよく組んでくれたものだ。市民を地震災害から守るためだ、無報酬でも行かなくちゃ。

 そう、好きで話をしているんだった。時々ギャラを貰うことがあるのでスケベ心が出るんだな、ヤッパシ。襟を正して、
 「私はどこでも無報酬で講演をいたします」、、とは、絶対言わない。やっぱり。

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