NA.home通信 206号

18.jan.2004
 毎年、大晦日は飲んだくれて、元日は起きられないのだが、一年の計は元旦にあり、今年こそはちゃんと起きようと年越しの神社から帰ると飲み直すようなことはせず、すぐ寝た。おかげでいつも通りとは行かないがやや遅れでウォーキングに出られた。

 コースのもっとも標高の高い地点が中間点。このあたりで初日の出がみえる計算だったが少し早いようで、空は十分明るいが太陽は出ていない。さらに歩き続けるが、出てこないので、任坊山の展望台に行くことにした。
 この位置からだと一旦下ってから展望台に登ることになる。所要時間は5、6分か。

 任坊山公園から階段を駆け上がる。意外に長い。上がりきったところで帰ってくる人の波。
 「遅かったか。しかし人多いな」普段、こんなところに来る人も居ないような場所なのだが、このときばかりは人が集まってくる。その人の波に逆らって森の中の道を抜け展望台に出た。

 やはりすでに太陽は出ていた。やっぱりあと15分早く起きるべきだった。ま、これも良かろう。途中の高いところで足を止めていたら日の出の瞬間は見えたのに、足を止めることをせず、展望台の階段を一気に駆け上がったんだから、その方が意義があると納得させ、携帯のカメラで露出オーバーの写真を撮り、ウォーキングコースに戻った。

 思えば18才の時にみんなで二見浦へ近鉄で行ったとき以来の初日の出なのだ。それから30回連続起きられない元日だったのだからずいぶんマシ。
 今年の初日は快晴。いい年になると良いね。

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