NA.home通信 127号

                 5.may.1999

 土曜日は10時から「夜もヒッパレ」から「ポップジャム」、「LOVELOVE愛してる」、日曜日は9時から「ASAYAN」「BS日本の歌」「ミュージックフェア」とチャンネルを変えながら歌番組を見る。これがウイークエンドの過ごし方だ。

 「えっ?歌番組がお好きなんですか」と聞き直されるが、そうなのだ。昔は少し恥ずかしかったが、今は平気になった。
 だから結構詳しい。モーニング娘はメインボーカルで中学生の福田明日香が4月で抜けたとか、GLAYのメンバーとジュディマリのユキちゃんとは同郷で、高校の頃TAKUROさんの友達がアタックしたけど簡単に振られたとか。歌番組をいっぱい見て一日中、仕事しながらFMを聞いてりゃ自然に詳しくなる。

 一時、ロックと言えば日本語を崩したり、英文を大量に混ぜたりで、聞き難いものが主流だったが、最近は歌詞もわかりやすく、曲も素直なものが増えてきた。
 サムエル、ゆず といったフォークグループも活躍して、フォーク世代としてはうれしい。

 時は世につれ世は唄につれ 時代を読むのも流行歌は良いし、高校生の娘ともこれでコミュニケーションがとれる。
 くだらないトレンディードラマを見るよりよほどためになる。でも、主題歌がヒットするケースが多いので、それだけはチェックが必要だね。音楽通としては。

 「最近の若いもんの歌はわからん」という諸兄にはこの一言を返したい。

 「大人たちは若者の気持ちがわからん」と言って髪の毛を伸ばし、ギターかき鳴らして歌ってたのは誰たちだったっけ。


HOME   LIST   126号   128号