NA.home通信 464号
14.Apr.2019

 ♪麦わらの帽子の君が マリーゴールドに似てる…♪
 昨年の紅白であいみょんが歌った。青い空に映える白と黄色の大きなつばの帽子、画像が目に浮かぶ。
 でもその花って「マーガレット」じゃない?、マリーゴールドはどんな花だっけ。
 
 花を歌詞に入れるとその存在感で聴く者が勝手にイメージする。「シクラメンの香り」、「木蓮の涙」、「北国の春」、「ハナミズキ」、名曲が目白押し。桜にいたっては数知れず。しかし、首をかしげるものもある。
 
 中学の頃、スイートピーを育てたことがある。春に撒いて初夏に可憐なピンクの花が咲いた。
 松田聖子の「赤いスイートピー」、あれっ?赤い花あったっけ?。松本隆さんよ。
 
 加藤登紀子の「百万本のバラ」、これは納得できない。
 何軒回れば集められるんだ?赤いバラばかり。街中の花屋を20軒回ったとしてもせいぜい千本だろう。毎日通って10日でやっと一万本だ。これ以上切り花は保たない。10日前のヤツは枯れかかっているはずだ。お目当ての女優が他の街に移動したんでは意味が無い。
 広場にバラを並べる。1uあたり100本だと、10cm角で一輪だからちょっと寂しい。200本は要るだろう。すると1万本の花を並べてもわずか50uだ。幅10m×奥行5m。少なくは無いが、窓から見下ろして驚くほどでは無かろう。
 
 やっぱり百万本要るか。ならば100倍5000uになるから、70m四方バラで敷き詰められる。
 一体いくらだ、1本100円としても1億円。貧しい画家が家を売っても無理だ。そんなに買い占めたら相場が狂うだろう。悪い奴が出てきてだまされるかも。
 おとぎ話も大概にしろ。責任者出てこい!。
 と言ってロシアから攻められても困るな。ゴメンチャイ。


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