NA.home通信 312号
28.apl.2010

 麻雀(マージャン)の点数の数え方は
   フ×2のハン乗×人数
 フはベースになる点数で20フから手の出来方、アガり方で加算され、10未満切り上げ、多くは30になる。
 アガると2ハン、最低1ハンの役が必要なので計3ハン、つまり2の3乗で8倍になる。人数は4人なので、30×23×4=960点、100未満切り上げで1000点。それが最低で、役が1ハン上がる毎に2倍、4倍と上がっていく。
 倍々に上がっていくので天文学的な数字になるかと思えばそうでなく、上は固定の点数となり、清一色(6)リーチ(1)ドラ(2)で9ハン、計算では245,800点のはずが倍萬16,000点と15分の1にされる。
 この点数の計算は本場中国にはなく、日本で考案されたものらしい。いかにもそんな感じだ。低いポイントは多く集めると得で、一定以上は頭切り。どこにもありそうなシステムだ。
 
 耐震リフォームから水回りまで広範囲な工事になった。
 せっかくなのでサッシを省エネタイプに替え、床、壁、天井に断熱材をしっかり入れ、住宅エコポイントを申請することにした。
 満額の30万円になるよう施工範囲を決めたのにサッシメーカーから期待した数字が出てこない。なぜこんな誤差が出たか調べたら、エコポイント対象は「窓」とあり「開口部」となっていない。勝手口のドアはいくら断熱仕様を使っても「窓」ではないのでポイント対象外だそうだ。
 窓より勝手口の方が開け閉てが多く、建て付けも難しくウィークポイントになりやすい。これが対象外とはあり得ない制度だ。カン裏乗ったと思ったらカン裏無しみたいな話しである。
 
 日本の省エネ政策は100%メーカーべったりで「いくら貰ってんだ?」と疑いたくなる。
 国がキチンとした基準を作りそこに近づくようみんなが努力する、というのが本当だろう。
 配牌を見てからルールを決めるようなやり方はやめて欲しいものだ。

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