NA.home通信 253号 |
5.nov.2006 |
「2階に食堂ありますょー、飲んで食べてゆっくりしてぇねぇ」 那覇の国際通りを少し入ったところに公設市場がある。どんなもの売っているかな、と見ているところに声をかけられた。 なんという魅力的なお誘い。昼を挟んだ便だったので満足に食べていない。早速沖縄料理にオリオンビール、泡盛で始まる。 男ばかり8人の旅行とあって、たいして予定は立てていない。飲みながら行程の相談だ。 店の女の子の意見も聞いて次の日は朝9時の船で渡嘉敷島に渡ろうということになった。 翌朝、あいにく小雨模様。 とりあえず港に行ったが、高速船は朝夕1便。昼にあるフェリーは時化で欠航。行ったら五時過ぎまで帰ってこられないし、波は荒いのである。 港まで乗った野球好きの人の良さそうなタクシーの運転手に電話し、タクシー観光に切り替えた。 まずは首里城から新原ビーチへ。ここで驚いたことが3つ。 1つは綺麗な珊瑚礁と魚たち、もう一つは観光客相手というのにオリオンビールが1缶200円、3つめが宮本亜門の家があったことである。 家の庭先が珊瑚礁の海なのだ、これを贅沢といわずとして何という。 年1回解放して、地元の人が亜門さんや招待した芸能人とも会えるのだそうだ。で、評判が良い。 玉泉洞見て、エイサー見て、ひめゆりの塔近くの店で遅めの昼食。ここでメニューにない泡盛のボトルを頼み、メニューにない料理を頼み、飲み出す。陶芸家でもある店の女主人といろんな話をすることができた。 良いところだね沖縄は。景色もそうだが人が良いのが一番。 結構、芸能人の家が沖縄にあるんだね。金城武の家もあったし、中尾彬も沖縄に住んで、ラジオ番組を持っているそうな。 定年後、沖縄に移住する人が増えているそうだ。 「どうですか、100坪750万円ですが」 考えちゃうね。 |