ＮＡ．ｈｏｍｅ通信　２０９号

24.mar.2004
　女子学生が卒業式に着るハカマ、あれは何だ？何時からそんな習慣が出来た？
　僕らの頃も着ている女子学生はいた。当然、建築科のブスどもは己を知り、着てなかったが、お嬢様学校で見かける程度だった。
　ところが最近はどうだ、猫も杓子も着ている。着物にハカマ、下に半帯などしているから背虫のように盛り上がり、それに黒いブーツ。昔の女学校の制服に似せているんだろうが、何かおかしい。まだスラッとした娘なら似合うが森三中※のようなのが着ているのを見ると、つっこみを入れたくなる。
　また、女の子は和装なのに、男子はスーツというのも納得できない。紺の着物に袴をはいて高下駄鳴らして出かけたらどうだ。

　卒業式はスーツだったが、成人式は紋付で出た。スーツが無かったのだ。親父の紋付があったので、足袋は母親が買ってくれ、下駄は自分で買った。自分の他広い会場に二人居た。
　最近は紋付着て成人式に出るのはヤンキーだそうだ。そういえば白い紋付の連中がニュースに出てくる。日本古来の正装を汚して欲しくないものだ。

　娘は今度大学四年、来年は卒業式。やっぱり着るんだそうな。式のあとの謝恩会はドレスに着替えるんだって。めちゃめちゃ派手じゃん。ま、好きにして、自分のバイト代から出すんだからね。
　あっ、そういえば息子の高専の卒業式が目前だ、26日だっけ。男の子は良いね、簡単で。なに？バンカラ姿で出ないのかだって？いいんじゃない。
　でも朴歯下駄が無いね。どこか売ってるところ知ってる？

※森三中：女性三人のコントグループ。
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