NA.home通信 229号

24.may.2005
 9年前、初めての小樽、地ビールの小樽倉庫開店の日だった。
 建築士会小樽支部=市の職員の案内で、古い倉庫でありながらピカピカに磨き込まれた床に足を踏み入れた。
 あわただしく開店準備をする店員たちに申し訳ない感じだったが、
 「ちゃんと話が通してあるから」と強気で案内してくれた。
 そこには自分たちが小樽のまちを再生しているんだという熱意がみなぎっていた。
 (通信80号参照)と言ってもホームページにアップしていない
 
 あわただしかった先回とは違い、まる2昼夜小樽で過ごす。
 着いた日の夜は、小樽運河保存運動の立役者、小河原さんの経営する「そば藪半」へ行きドロドロとした当時の話を聞く。
 翌朝は「白い恋人」の石屋製菓がプロデュースしているこの4月オープンした出抜小路(でぬきこうじ)をマネージャーの案内で見学。
 由緒ある海陽亭で昼食。サクラ満開の水天宮の山に登り、小樽港を一望。などなど、観光ボランティアの方にガイドをいただき、目一杯見学した。
 
 研修最後の夜は例の小樽倉庫に予約が入れてあり、昼食後リタイアした組も集まってきた。
 地ビールを飲み、奥のホールでやっている結婚披露宴を脇で盛り上げ、楽しく過ごせた。2次会はレンガ横町の屋台へ。
 翌日は最終日、自由行動。あいにくの冷たい雨だったが、各々バスを有効に使い、悔いを残さないように出歩いた。
 定点型の少人数の研修旅行。観光地を回らない企画。同行した奥様方も概ね満足頂いたようだ。
 普通では見えないところ、聞けない話、地元の人とのふれ合い。まるでテレビの旅行番組のような旅だった。グルメと温泉が無かったかな。
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