NA.home通信 215号

28.jul.2004
 「夏に生まれた人は夏に強い」、乱暴な私の説だ。
 私も夏生まれ、暑さに強い方だと思う。運転免許の更新に行くと誕生日の近い人ばかり集まってくる。つまり全員夏生まれ、真っ赤な顔してタオル片手にフーフー言っている人をまず見ない。
 その点、春先に生まれた人は比較的弱い人が多いように思う。うちの奥さん、母親、仕事仲間のK、共通してタオルを手放さない。

 暑いのは誰も一緒だ、誰だって汗は出る。と思っていたが、そうばかりではないらしい、暑くてグラグラするらしい。息苦しくなるそうな。
 ソフトボールで炎天下キャッチャーマスクをかぶって座っているとグラグラすることはあるが、マスクを取って水を飲めば治る。
 あのアミの大きなマスクがかなり暑いし、呼吸を妨げるわけ無いのに何故か息苦しくなることがある。ということは、キャッチャーマスクを常に付けている状態をイメージすれば、暑さに弱い人の苦しみが理解できるということか。

 夏に強い私にもこの季節悩むことがある。それは何をやっても太ることだ。
 朝6時に起き、厚着して手袋付けて帽子をかぶりウォーキング。帰ってきて腹筋運動。大量に汗をかく。それでも体重は増えようとするからタチが悪い。
 糖分の多い日本酒はやめ、ビールも減らしている。でも何食べても美味しいのが夏だ。果物は豊富だし、素麺や冷や麦だって炭水化物だし、アイスクリーム、かき氷、牛乳だって水さえも美味く感じる。

 あー、夏やせする人がうらやましい。いっそのことキャッチャーマスクをかぶって歩こうか。

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