自転車用ヘルメット
成田完二の 勝手にコラム   その他 005
 問題は頭がデカいことだ。工事用ヘルメットはキチンと被れたことが無い。
 10月から県条例で努力義務となった自転車のヘルメット、安いものは1000円台からある。しかしXL対応となるとなかなか無い。探して買えたものは8,340円。
 
 就学前だったか、親父が野球帽を買ってやると、店の主人に「この子に合う帽子は幾らだ」と訊いた。
 「はい、子ども用の野球帽は○○円です」。交渉成立、しかし被れた帽子は54cm。
 「これは大人用です」と店の主人。
 「まて、この子に合う帽子と言った」。サイズが見抜けなかった店の主人の負けである。
 
 中学は成長期、成長痛などは全く無く背はあまり伸びなかったが、頭は成長した。
 入学前に買った学生帽は2年になると入らない。内側のベルトを取ったらタラタラになったが被れる。
 しかしそれも夏休みを過ぎるとダメ、後の縫い目を割って被った。これぞバンカラ帽である。
 
 頭の逸話はまだあるが、本題に戻す。
 届いたヘルメットはXL対応なので問題無く被れた。
 しばらく8,340円の領収書を眺めていたが、妻が「補助金があるんじゃない?テレビで言ってたよ」。
 早速調べた。我が市でもあった。すぐ申請書を書いて市役所に飛んでいった。6,000円以上は2,000円補助される。やった!。
 ありがたい情報をくれた妻に感謝。  

全国商工新聞 Feb.2021
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